最近揃ったこいつらのおかげで、MIX作業がグッと楽になった。モニターヘッドホン三種。左のSONYのやつ(MDR-G82SL)は、以前平沢進が使用していたのと同じモデル。
それぞれ狙いたい帯域が違うので、この三つで聴いてOKなら大きな問題はないコトになる。3人寄らば文殊の何とやら。
その隣。機材の間に棲んでるこの生物は、しばしば絶妙なバランスで設定してるツマミをぐりっと明後日の方向に回して去っていく
の足元。私のかばんちゃん(ジム用)の上でくつろぐんじゃあない
いつか、
「歴史に残る作品を手がけたいので、全曲の担当お願いしますRyo Lionさん」とか、どこかの大志を抱くクリエイターから声掛けられて、「300曲ほど書いて下さい。納期は一年以内です。頼みましたよ(ポン)」とか無茶苦茶な要求されてコンポーザー生命の危機に立たされつつも何とか全身全霊でやりきって、その修羅場から得られる様々な成長およびはぐれメタル並みの経験値の獲得と、その報酬として5000兆円ほど欲しいなと、常々思っている。
ウソ。報酬は通常通りでいいし、有名でなくていい。志のある作品に携わりたい。
よく考えなくても判るが、「お金ないので¥〇〇以内(子供のお小遣いみたいな舐めたレベル)で依頼請けてくれませんか」みたいなクライアントは本当に舐めきっててクソなので、絶対に請けるべきではない。
それも一度きりの使い捨て感覚で依頼してくるので、100%次の仕事には繋がらないし、そもそも創作やモノ作り自体を見下しており、安い銭勘定ばかりでクリエイターへの敬意すらない。本当にロクでもない。ソーシャルワークに多い。何度か仕事したが、もう二度とやらん。
お金が無くて大志を抱く人も沢山いる。確かに居るが、そういった方々でも必ず、私ごとき無名のコンポーザーへの作曲料ぐらいは捻出してくれる。たかだか数万である。
創作はお金が全てではない。だが、最低限の労力への対価すら用意できないのであればお察しなのだ。バイト料が出ないけど働いて欲しい、と言われて彼らは納得するんだろうか。
失礼を通り越して人間かどうかすら疑わしい。そういう依頼者は存在する。