DOVA-SYNDROMEにてアレンジを配布して頂いた。クラシックの「Vexasions (嫌がらせ)」のアレンジ。
今回集まったお題曲はどれも新鮮味を感じるのでそちらも併せてオススメ。音楽的なホラー要素って、日本人が避けたがる感性なのかもしれない。
「Vexasions」アレンジ
Vexasionsという曲はクラシック界の問題児エリック・サティの曲の中でも屈指の問題作で、クッソつまらない単調な不協和音を840回休まずにゆっくり弾け、という曲で(観客にもじっくり聴くよう求めている)
まさに誰得であり、タイトル通り身の毛もよだつ嫌がらせだ。
100年以上経った今でも嫌がらせでしかないこの曲は、徹底してテーマに忠実であり、賞賛されるべきだろう。
ちなみにアレンジ中はストレスが凄まじく、リスニングすら頭皮に悪かったのも付け加えておく。
関連リンク:フリーBGM素材「Vexasions」by Ryo Lion
DOVA-SYNDROME:テーマ「身の毛もよだつホラーBGM・ジングル」
余談だが、エリック・サティは非常に独創的でメロディの美しい作曲家であり、
「ジムノペディ」は何度か私の曲で引用したコトがあり「ジュ・トゥ・ヴー」、「グノシエンヌ」などは誰もが聴いたコトのある名曲だと思う。
こういう人がお茶目をするから、今でも愛され続けるのかもしれない。