イルーム音楽というジャンルがある。これは面白い。
簡単に説明すると、ゲームのデータを故意にバグらせて音の信号をランダムに入れ替える = イルーム音楽だ。
これはちょっと昔のMIDIデータを扱ってた人なら解るが
ドラムパートがピアノに置き換わってたり、ギターが爆音の鳥のさえずりになったりするアレだ。主にMIDIの規格が合致しない時に起きる。
アレが一つの「音楽ジャンル」になり得る、という話だ。
私は面白いと思う。
ジョン・ケージが偶然性の音楽を編み出したように、こういう形態からもジャンルが生まれる時代なのかと
ちょっと音楽の将来性を感じさせる発見だ。
ちなみにイルーム音楽は総じて気持ち悪いので、興味のある人は覚悟をもって聴くように。
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